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バスフィッシング連載 | TRUE STORY


 GAME3 春のマッディシャローレイク(2006/4/30 掲載)


フィールド:牛久沼(茨城県)

天気:曇り

水温:不明

テーマ:パワーフィッシングでプリスポーンバスをキャッチ


たまや前

朝からボート店は大混雑
どうやら内輪トーナメントみたいです

 今回は春のマッディーシャローレイクで、フリップやクランクなどのパワーフィッシングでプリスポーンのビッグバスをキャッチすべく茨城県牛久沼への釣行となった。例年であればこの時期の牛久沼は数こそでないものの、キャッチできればビッグバスの可能性が高く、なんとトップで釣れることもある。 レンタルボート店の受付は、そんな景気の良い話を知っているアングラーで大混雑となった。どうやらハイプレッシャーな一日になりそうだ。


ハードボトム

沖のハードボトムをバイブレーションで狙う

 7:00スタートフィッシング。朝イチは稲荷川と東谷田川のインターセクション沖のハードボトムに、シャロー(といっても全部シャローだが)に差しはじめたウロウロしているバスを狙うべく下流にむかった。途中、沖の葦島をスピナーベイトで流すが反応はない。早々に見切り、下流に向かう。前回の釣行で魚探がけし、沖にハードボトム があることを知っていたため、このエリアをバイブレーションで探る。ここでガツンとくれば非常に楽しい釣りになるのだが、思い通りにはいかない。スローダウンしてキャロで探ることも考えたが、まだ早い時間であることから次のエリアに移動する。次のエリアは太子堂前と呼ばれるエリア。ここは少ないながらもサンドバーがあり、そこがスポーニングエリア になっていると考えられる。ちょうどこの頃から風が強くなりはじめ、スピナーベイトをキャストするが反応もないのでフリップの釣りに切り替えスローダウンする。時計はもう8:30を指していた。


ハードボトム

休日の亀山湖なみの混雑

 結局、太子堂前でも満足のゆく結果を得られず再度移動となる。対岸を延々とフリップで流してゆく。プレッシャーが高いため、ディープとシャローの移動が容易なチャンネルよっている東岸のほうが良いと判断した。 上流は予想通り、というか予想以上に大混雑だった。みな20m間隔でパラ葦の中をフリップで探っている。葦の中には、ひっきりなしにルアーーが入っている状態だ。これは今日も相当シンドイ釣りになることを覚悟しつつも、ついつい同じようにフリップで探っていってしまう。


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